KDDIデジタルセキュリティにIoT向け診断技術をOEM提供開始

株式会社ChillStack(本社:東京都渋谷区、代表取締役:伊東道明、以下ChillStack)は、KDDIデジタルセキュリティ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田岡功二郎、以下KDSec)が2025年1月8日より提供を開始する新サービス「KDSec IoTセキュリティ診断サービス」に対して、ChillStackのIoT機器向けセキュリティ診断技術のOEM提供を開始しました。

◼️背景と目的

近年、IoT(Internet of Things)機器の普及に伴い、サイバー攻撃などのリスクが急速に高まっています。企業にとって、自社のIoT機器の脆弱性を把握し、高度化するサイバー攻撃に備えた事前対策を講じることが重要です。

このような背景を受け、ChillStackのIoT診断技術をKDSecのセキュリティ診断サービスにOEM提供し、「KDSec IoTセキュリティ診断サービス」として展開することとなりました。KDSecはこれまでのセキュリティ診断に加え、IoT機器の診断も対応可能となり、信頼性の高いセキュリティ体制構築に向けた支援体制が一層強化されます。

◼️「KDSec IoTセキュリティ診断サービス」について

KDSecが提供するセキュリティ診断サービスのラインナップのひとつとして、企業が所有するIoTデバイスにおける不正侵入や操作等のリスクを検査し、結果報告書を納品するサービスです。診断結果の報告会やシステム影響を避ける土日や夜間での対応、輸送が難しい巨大なIoTデバイスへのオンサイト診断対応といった充実したオプションサービスも備えているため、お客様の多様なニーズに対応します。

※提供イメージ

<サービスの特長>

・ワンストップなセキュリティ診断

ChillStackとKDSecの高品質な技術力と迅速な対応力を活かし、IoTデバイス本体から周辺システムまで、包括的なセキュリティ診断を提供。サービス全体のセキュリティレベル向上を実現します。お客様のご要望や予算に応じた診断内容の調整も可能です。

・安心、安全の品質

経済産業省のセキュリティサービス基準に沿った高品質な診断を提供。国際セキュリティコンテストで優勝経験のあるChillStackメンバーによる詳細な検査を実施します。

<提供の流れ>

KDSecとChillStackは今回の提携を通じて、IoT時代に適したセキュリティサービスの提供と、企業のサイバーリスク管理の向上を支援し、安心・安全な社会の実現に貢献してまいります。

◼️KDDIデジタルセキュリティ株式会社について

KDSecは、KDDI株式会社と株式会社ラックのジョイントベンチャーとして2018年2月に設立されました。通信事業者としてお客様の情報を守ってきた経験と実績のあるKDDIと、日本の大企業や官公庁のセキュリティを守ってきた豊富な経験と実績のあるLACの両社の知見とノウハウを活かし、お客様の企業活動をサイバーセキュリティ面で支援しています。

URL:https://www.kddi-dsec.com/